umechaの卓球研究室

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【初心者必須技術】早めにフォアスマッシュを習得しよう

本記事の御訪問ありがとうございます。

こんにちは カットマンのumechaです
今回の記事は 以下です。

 

【初心者必須技術】
早めにフォアスマッシュを習得しよう

 

⇩本記事は以下の方におススメです⇩

中学初心者

フォア打てる
ようになったし
次はバックか?

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人umecha

次はフォアスマッシュ
の習得を強くおススメ
します。

 

 

フォアスマッシュの重要性

フォアをある程度打てるようになったら
フォアスマッシュの習得を強くおススメします。

バックハンドやサーブではありません。

フォアスマッシュです。

 

なぜなら初心者のあなたは
高いボールの処理の難易度が高いはずです。

 

スマッシュは攻撃的な技術ですが
同時に高いボールを安定的に打てる技術です。

スマッシュさえ身に着ければ

  • 低いボール
  • 高いボール

全てに対応できるようになります。

スマッシュの打ち方は以下の記事を御参照願います。

 

まずは
何故高いボールを打つのが難しいのでしょうか?

次項で解説します。

 

 

高いボールはスマッシュでなくては難しい

f:id:umecha5555:20220401195656p:plain


高いボール 例えば

  • 相手のミスによるもの
  • 意図的に高く打ち上げられたロビング

などありますが、
これらのボールの処理の最適解はスマッシュです。

 

高く浮いたボールに対して
下に落ちてくるのを待って

通常のフォア打ちをするほうが、
難しいです。

 

理由を解説します。
高く打ちあがったボールは、以下のような放物線を描きます。

f:id:umecha5555:20220401203001p:plain

高くうち上がった玉は減速しつつ頂点へと向かいます。
頂点付近で一瞬止まった後 落下するのですが 

この時、落下時に重力加速によって
加速しながら落下していきます。

 

台付近まで待ってしまうと、重力加速度により、
かなりの落下速度まで到達してしまい、狙いを、
定めるのが困難になってしまいます。

 

管理人umecha

ここで 計算により
高く打ち上がった
ボールを台付近まで
落ちてくるのを
待って打とうとした
場合、ボールが
どの程度の落下速度に
なっているかを
検証してみましょう。

 

f:id:umecha5555:20220401214839p:plain

 

簡単な計算での検証のため、条件は以下とします

  • 実際には放物線運動だが 
    高く打ち上げられたボールのため
    自由落下運動と近似とする
  • ボールの大きさが、小さいため
    空気抵抗は十分無視できるものとする

 

f:id:umecha5555:20220401220902p:plain

台付近の速度v 
重力加速度=9.8m/sec²
自由落下により台付近に到達する時間 t (sec)

 

すると、次式が成り立ちます。
V=9.8t・・・式1

高さKは 上記式の積分となるので、次式となります。
K=(1/2)× 9.8t²・・・式2

 

ここで高さK=1mですのでt=0.3secとなります。
従って速度は、式1より、3m/secとなります。

 

1m高く打ち上げた玉でさえ、
フォア打ちができる高さまで
待って打とう
と思ったら、

その時には落下速度が3m/secという
スピードに達しているのです。

しかも そのボールの加速運動は
こちらに向かってくる速度ではなく、
縦に落下する速度なので、
タイミングを予測するのが非常に苦労します。

 

 

そこでフォアスマッシュが必要

ところでフォアスマッシュですが
以下のように腕を高く伸ばし

頂点付近のボールを 指向性のパワー
で打ちおろす技術です。

f:id:umecha5555:20220401220233p:plain

ボールの頂点付近ということは
ボールは頂点で一瞬止まるので、

落下加速前の止まっているボールを狙うことが
可能です。

 

つまり、ボールの高さが台から、1m程度
であれば、
腕を高く伸ばし高いボールを狙って、
叩きつけるスマッシュのほうが、

ボールの狙いが容易だということです。

 

 

バック側にきた高いボールは?

バック側にきた高いボールについてですが
回り込みで対応しましょう。


バックスマッシュの習得の優先度は
かなり低いです。

 

バックスマッシュという言葉があります。
ですが、バックスマッシュは
胸くらいの高さまでしか対応できません。

 

やってみるとわかりますが
バックハンドの態勢でラケットを持つ腕を

上方向に高く振り上げることは困難です。

 

従って、いくらバック側にきた高いボールでも
胸以上の高いボールはバックスマッシュでは無理です。

 

では、バック側に回ってきた高いボールはどうするのか?
回り込みましょう。

幸い高いボールが来た場合
回り込む時間は十分にあります。

 

 

スマッシュの習得手順

前置き:スマッシュで真に難しいこと

実はフォアスマッシュは1コースの単体練習であれば
それほど難しい技術ではありません。

 

運動神経のいい方であれば
1コース単体練習であれば案外すんなり
できるんですよ。

なぜなら、フォアスマッシュの1コース練習は

  • コースも限定されている
  • それは必ず浮くボールである

と言う理由からです。

 

フォアスマッシュの真の難しさは
いち早くそれが浮く
チャンスボールであるか?
を見抜く
ことです。

 

それも、相手からのボールがこちらのコートで
バウンドして浮いてから

あ これは
チャンスボールだ

と判断しても遅いんです。

 

相手が返球した瞬間ボールを見て

あ これは浮くな

と判断しなくては間に合わず そこから

  • 回り込み
  • バックスウィング

上記を同時に行いバウンドする頃には
ほぼほぼ

後は打つだけ
という体制を整えていなくてはなりません。

 

実はスマッシュはここが難しいんですよ。

 

ここを身に着けることをゴール
とします。

 

最初に・・

まずはスマッシュの単体技術の習得ですが
相手にフォア側に高いボールを出してもらいましょう。

ここではフォアスマッシュ単体の技術習得です。
フォアスマッシュのやり方は先述の記事を
御参照願います。

 

フォアスマッシュの技術自体は、

  • スマッシュを重要視している環境
  • 質の高い指導者

であれば、技術自体は簡単です。
指導者の質によっては案外1日で習得してしまう
かもしれません。

 

その次に・・・

左右ランダムに高いボールを出してもらいます。
ここでは、スマッシュ単体の技術よりも

相手のボールは必ず浮いてくる
という事がわかっているのですから

バックスウィングをしつつ
左右に移動する
練習がです。

 

最終的に・・

フリー練習の中でスマッシュを練習します。

ここでは、
スマッシュできるボールを
相手のラケットからボールから
離れた時点で見抜く練習です。

 

それと同時に今までのおさらいも兼ねます。

つまり、

  1. 浮くボールの判断
  2. バックスウィング+回り込み
  3. 後は打つだけの態勢の構築

までを網羅します。

 

 

最後に

スマッシュは極めて攻撃的な技術です。
それゆえ 威圧などと勘違いする
自称講師が非常に多いです。

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勘違い自称講師

スマッシュは
打たないほうがいい
フリー練習でも
ラリーを
続けたほうがいい

 

ですが、本記事でも述べた通り

スマッシュは威圧的で攻撃的なだけではなく
高いボールを処理する最適解
でもあるのです。

 

スマッシュを習得してこそ
相手の様々なボール
高いボール~低いボールまでスキがなく
対応が可能となるのです。

 

自称講師のいう事は流しておいて
スマッシュの習得は重要だということを
頭に入れておいてください

 

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