umechaの卓球研究室

卓球大好きなumechaです カットマンを中心に異質ラバーなど、卓球に関する記事を発信します

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カットマンがバック面に使ってみたバーティカル20のレビュー

本ブログの御訪問ありがとうございます

こんにちは カットマンのumechaです。
今回の記事は 以下です。

カットマンが使ってみた
バーティカル20のレビュー

 

  

⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

とあるカットマン

バック面粒高だけど
自分から回転の掛かる
ラバーが欲しい

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人umecha

STIGAさんの
バーティカル20
を試してみました。
最初 回転よりも
低い弾道重視かと
思っていましたが・・

 

 

結論

カットマンのバック面のラバー選びの
指針については以下の記事を御参照願います。

 

バック面の粒高をSTIGAさんのバーティカル20
に変更してみました。

大した理由ではありません。

今までバタフライさんのイリウスSを使っていましたが
経年劣化してきたため交換の際に
色々なラバーを試してたいと思っただけです。

 

使用して驚いたところは
強い下回転が掛かるラバー

という感でした。

 

ただし、その分 引っ掛かりの強さにより
相手の回転を食らってしまうデメリットを補うため
イリウスS以上に後ろに下がる必要はあります。

 

なぜ驚いたのかと言うと
最初 バーティカルは縦目の粒高で

  • 変化は少ないが弾道が低く
  • 相手の強ドライブを抑えやすい

というラバーだと思ったからです。

 

管理人もそのようなラバーが欲しくて
購入したのですが

実際のバーティカル20は
強い下回転が掛かる反面 少し安定性に欠けるラバー
というものでした。

この強い回転は 硬度20という柔らかいスポンジ
から生まれるものだと感じます。

 

相手の強ドライブを抑えるには
結構後に下がる必要があったり運用が大変なのですが

強い下回転での返球も
なかなか面白いものです。

(アラフィフなので前後のフットワークが大変ですが)

 

通っている自主講座でドライブが強い学生
と練習したりするものですが

イリウスSよりも
強い下回転にかなり苦戦しているようでした。

 

 

イリウスSとの比較

バーティカル20から見た場合

イリウスSはスポンジも固く
ある程度自分から回転を掛けれるとは言え

本質はあくまで粒高らしい

  • 自分から強い回転は掛けれないが
  • 相手の強ドライブを安定して返球

というものでした。

 

バーティカル20はイリウスSよりも表ソフトに近く
イリウスS以上に後ろに下がり

  • 相手のドライブが弱い場合は、ボールの下をカット
  • 相手のドライブが強い場合は、ボールの後ろをカット

と言った運用が必要になりますが

その分 イリウスSよりも強い下回転が掛かってくれます。

またスポンジが柔らかくて
掴んでくれるので相手のツッツキに対する対処は
イリウスS以上に簡単です。

 

特にイリウスSのような
強い下回転が掛からない代わりに
相手の強ドライブを低く抑え込みやすいという
粒高の特徴は

それほど後に下がる必要がない反面

  • 相手の意図的なナックルに弱く
  • ツッツキなども浮きやすいという

デメリットがあります。
特に相手が粒高の特性を熟知している場合が
致命的でこの弱点を狙われるので

回り込み&攻撃が必要になります。

 

ですが、バーティカル20は
相手のツッツキにも強い回転を掛けることが可能です。

特に相手がツッツキやナックルドライブをしてきた場合
ボールの横下を強く擦ることで
ボールの弾道が変わる強い回転する返球と言った
トリッキーな運用なども可能です。

相手の意図的なナックルにも困ることはありません。
なんならバックスマッシュも簡単です。

 

ただし、相手の強ドライブを抑えるために
イリウスS以上に後陣に下がる関係上前後のフットワークが
大事になります。

 

 

相手のドライブ別の捌き方

ループドライブや
相手のドライブが弱い場合

ループドライブと弱いドライブを一括りにしたのは

どちらも、飛んでこない落ちてくる弾道のボール
ということです。
(経験者のループは多少飛んできますが)

違いは回転の強さとなりますが
基本的に粒高であれば
落ちてくる弾道の場合、強い上回転は

ほぼ無効化されるので同じ対処法となります。

 

スポンジが柔らかくイリウスS以上に掴むため
このようなボールは落ちてくるまで待ち
ボールの真下を擦るようにします。

そのようにしないと
こちらのカットがネット直行してしまいます。

 

ですが、バーティカル20は下擦りカットで
強い下回転が掛かった鋭いボールを返球できます。

ただボールが落ちてくるのを待つ都合上
この時点でかなり後ろに下がる必要が出てきます。

 

イリウスSの場合 そこまでボールの真下を擦らなくても
返球できたため、このようなボールの場合は
後に下がる必要が無かったのです。

 

対スピードドライブの場合

スピードドライブの場合
イリウスSとはかなり違ったアプローチが
必要となりました。

 

イリウスSの対スピードドライブは
上から思い切りラケットを振って
抑え込むような感じでの対処でした。

イリウスSの対スピードドライブカット

 

ですが、 バーティカル20の場合上記のような
カットするとオーバーミスしてしまいます。

以下のようなラケット弾道にして
少しだけ振って当てるだけにすると収まりがいい感じでした。

どちらかというとカットというよりも
後陣ブロックといったほうが適格かもしれませんが

ドライブが強い学生曰く
それでも強い下回転が掛かっているっぽい

とのことでした。

 

ただ これでスピードドライブに対してのカットに
下回転が掛かってくれるなら

少し振ればいいだけなのでスキも少なくなり
逆にスピードドライブの連打にも対応できそうですね。

 

 

総括

ラバーに限りませんが
用具には何でもメリットデメリットがあります。

バーティカル20の場合
イリウスSと比較した場合 強ドライブを抑えづらい
というデメリットがあります。

ですが、それは運用でなんとかするものです。
そのようにすればバーティカル20は
相手が苦しむような強い下回転を提供してくれます。

今まで管理人と同じで
強い下回転はいらないから弾道の低いカットを
求めてきたカットマンに違った視点を見せてくれる
ラバーでした。

カットマンの考え方ではありますが
管理人のようなカットマンに是非使ってみて欲しいです。

もちろん強い下回転を求めるカットマンに特におすすめです。

 

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