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こんにちは カットマンのumechaです。
今回の記事は 以下です。
【卓球用具】ラケットに貼るラバーの基礎
⇩本記事は以下の方にオススメです⇩
ラバーって、いろいろな種類があるんですね・・・
⇩今回の記事を読むと 以下がわかります⇩
主なラバーの概要を解説します。
裏ソフト、表ソフト、粒高
結論
詳しくは、後述しますが、
ラバーは、おおまかに分けて以下があります。
裏ソフト | 👉 |
攻撃的なラバー 初心者から上級者まで、幅広く使われているラバーです。
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---|---|---|
表ソフト | 👉 |
表ソフトと粒高の中間のラバー 表面が短く倒れないイボ状になっています。
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粒高 | 👉 |
守備的なラバー 表ソフトより 細く高いイボ状になっています。
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裏ソフトと粒高は両極端な性質ですので
まず これらを説明してから表ソフトの説明をしたいと思います
裏ソフトの特徴
裏ソフトの概要
全面が一枚のゴムのラバーで、 引っ掛かりが強いため 攻撃に向いています。 |
- 引っ掛かりが強い
- 防御には若干不向き
- 自分から強い回転をかけることができる
裏ソフトの特徴解説
①引っ掛かりが強い
下図をご覧ください
➡ ➡ |
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裏ソフトは引っ掛かりが、強いので 普通に打っても・・・ |
そこそこ強い上回転が掛かる |
また 相手から こちらへの上回転があったとして 引っ掛かりの強さから
下図のように 自分から相手への上回転に掛けなおして相手に返球します
➡ ➡ |
②防御には若干不向き
引っ掛かりが強いということは、
相手の回転の影響を受けてしまいやすいということです。
先ほど 『相手からの上回転を、こちらの上回転に掛けなおす』
と言いましたが、その時に相手の回転を食らいます。
あまりに強い上回転は、こちらが普通に打とうとすると、
上に飛び上がってしまいます。
➡ ➡ |
③自分から強い回転をかけることができる
引っ掛かりが強いということは、『相手の回転の影響を受けやすい』
というデメリットも持ちますが、
『自分から強い回転をかけることができる』というメリットもあります
粒高の特徴
粒高ラバーの概要
ラバ-に細くて長い粒が密集しています。 この粒は倒れやすい性質があり ボールをスリップさせやすいもので 結果として、引っ掛かりをなくしています。 引っ掛かりがないことから、以下の特徴があります。 |
- 防御に適している
- 自分から回転をかけられない
- 攻撃には不向き
- 相手の回転をそのまま返せる
粒高ラバーの特徴解説
粒高ラバーを横からみると、下の図1のように 細くて高い粒状になっています。
そして 触ってみるとわかるのですが、この粒は倒れます。
粒高ラバーの一例を解説します。
相手攻撃マンの上回転に対して、
以下のような処理をします。
➡ ➡ |
➡ ➡ |
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上図のように 上回転が 向かってきます |
➡ ➡ |
上回転に対して 図のように下方向に ラケットを振ると・・・ |
➡ ➡ |
粒がスリップして 相手の回転が、そのまま 相手に返球されます |
粒が倒れて、スリップすることにより、上図のように、
返球する相手には下回転で返球されます。
これが、よく言われる
『粒高は回転を反転して返す』
と言われるものです
ただし 右図のように |
ただし それを織り交ぜるのも戦術です。
粒高ラバーのデメリット
このように 相手の回転が効かず、相手の回転を
そのまま返球するという一見無敵なラバーに見えます。
しかし そのメリットは 引っ掛かりが弱いという
特性から来ているもので、それは つまり、
自分から回転が、掛けられないということになります。
実は これが結構致命的な弱点で、
『相手の回転が効かず 相手の回転をそのまま返球する』という
メリットを打ち消して 余りあるものがあります。
なぜなら ナックルを送られたら、ナックルでしか返球できないからです。
相手の攻撃に 完全に依存した返球しかできないのです。
これは、相手がこちらの回転をある程度コントロールできてしまうことを
意味します。
表ソフトの特徴
ちょうど 裏ソフトと表ソフトの中間と思って頂ければいいのでは
ないでしょうか
粒高のように、 粒高ほどではありませんが |
粒高と違い、粒は倒れませんので、ある程度自分から回転は
掛けれますが、裏ソフトほど、自分から回転を、強く掛けれません。
ほぼナックルになって返球されます。
しかし 表ソフトは玉離れが早いことが特徴で
早いタイミングのナックルは、返球するのはかなり大変です
まとめ
- 裏ソフトは、引っ掛かりが強いため、攻撃が得意なラバー
しかし 引っ掛かりが強く相手の回転に反応してしまうため、
防御には多少不向き - 粒高は、引っ掛かりがないため、攻撃には向いていないが、
引っ掛かりがないため、相手の回転にも反応しにくく、防御に向いている - 表ソフトは 裏ソフトと粒高の中間のような性質で、
ある程度の回転と、ある程度の防御性能がある
玉離れが早く、重いナックルは返球しづらい
卓球は ラバー毎にこれだけ性質が違うのです。
そのラバーの違いから、ラバーの特徴を生かした戦型が存在するのです。
他にも紹介していないラバーもあり、様々な戦型が存在する
とっても魅力的なスポーツです。