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こんにちは カットマンのumechaです。
今回の記事は 以下に関する記事です。
【卓球指導日記】今行われている
卓球指導法(腕を使うな、後ろに下がるな)
はなぜ生まれたのか?
本記事は管理人の日記です。
私はカットマンです。
とある事情で
自主講座の初心者の方に
卓球の基礎を教えること
にしました。
結局 今まで行われてきた指導は何だったのか?
変な指導のされ方まとめ
今まで、初心者の方を指導して驚愕の
変な指導のされ方を見てきました。
それは、概ね以下となります。
- フォーム絶対主義
- 打点はボールのバウンド頂点
- 後に下がるな
- 体を使え
- 腕を使うな
上記の教条は以下にして生まれてきたのか?
考察をしました。
推測になりますが・・・
昔の用具は、
今ほど性能が良くなく飛ばなかったのでしょう。
先人達は、性能のよくない用具で
如何にして、自分の思い描く卓球ができるか
創意工夫をしたことは想像に難くありません。
しかし、それだと腕を使うな!!が
矛盾するように思えます。
用具が良くないのであれば、腕からパワーを出す
ことは、効率的であり理に適っているように見えます。
しかし、この腕を使うな!!は
実は体を使え!!から生まれた勘違いだと
解釈できます。
考察 性能の良くない用具でボールを飛ばす工夫
まず、先人達は性能の良くない用具で
如何にボールを飛ばすかを考えたわけですが、
その場合 以下は絶対条件となります。
- 打点はボールのバウンド頂点
- 前に陣取る(後ろに下がらない)
ボールのバウンド頂点を捉えるのは
ボールがネットミスしない工夫なのでしょう。
前に陣取るのは、当然 後ろに下がったら
ボールが相手コートに届かないからですね。
すると、先ほどの2つから、フォームにしても
取れる選択肢は少なくなります。
実はフォームって、
上記2つで 7割程度は固まってくるんですね。
だから、フォーム絶対主義が生まれたんですよ。
これでフォーム絶対主義が理解可能
となります。
しかし、このフォーム絶対主義は
今に続く悲劇を生みました。
なぜなら、指導者によって体格、筋力、骨格が
違うからです。
各指導者達は、用具の性能が良くなっても
指導者自身がうまく打球できる方法を
生徒に強制する結果となりました。
つまり、
生徒の体格、筋力、骨格の違いから
出てくる個性を否定
することになるのです。
卓球指導法を歪めたとどめ 『体を使え』
そして、性能の良くない用具で
ボールを飛ばすためには、当然台の近くでも
体を使うことも絶対条件に入ります。
ただし、誤解のないように言っておくと
現代の飛ぶ用具を使用しても
後に下がった場合は、さすがに体も使わないと
入りません。
しかし、台に近い場合は腕だけでも、
スピードドライブが成り立ちます。
上述した
フォーム絶対主義に体を使え論
がアクロバティックな融合を果たした結果
腕を使うな論が派生したと思えるのです。
この フォーム絶対主義が蔓延るなか
当初の以下の目的も薄れてきました。
性能の良くない用具でボールを飛ばす。
なぜなら用具は進化しているからです。
すると、以下の条件下では、
- フォーム絶対主義
- 打点はボールバウンドの頂点
- 後に下がるな
- 体を使え
進化した用具のパワーを抑えられなかった
のではないでしょうか?
上記の条件を頑なに守った上で
ボールを安定させるために生まれたのが
腕をつかうな論
だと考察できます。
なぜ間違った指導がまかり通るのか?
それは、指導者が自分の教えることに
理由を付与することをしなかったからです。
なぜ自分の教えに理由を付与しないのか?
指導する際に、生徒に理由を言わないから
理由を付与する必要がなかったのです。
もっと正確に言いましょう。
理由なんてないんです。
指導者達は、なんとなく・・
- フォームはこうだよね
- 打点はボールバウンドの頂点のほうが落ちないよね
- 後に下がるのは防御だよね
- 体を使ったほうがいいよね
- だから腕を使わないほうがいいよね
そう思って指導してきて、
その時代的背景や理由まで深く考えていないのです。
その証拠に
なぜそう教わのか
理由は聞いた?
と聞くと、
・・・・
だれも理由を答えてくれません。
指導者達も、なぜそうなのかを
真剣に考えて指導していたら
卓球はもっと楽しいものとして普及しいたはずだし
生徒の個性を認めることにより
もっといろいろな卓球が派生して
もっと面白い卓球になっていたはずです。
結論
現代でも一般に行われている以下の
指導法は
- フォーム絶対主義
- 打点はボールバウンドの頂点
- 後に下がるな
- 体を使え
- 腕を使うな
昔の性能の良くない用具が前提のものです。
現代卓球は、用具の進化とともに
- 台に近い場合は腕だけのコンパクト打法でも
十分攻撃力のあるボールが打てます。 - 台から離れた位置でも十分攻撃可能であります。
- ボールが飛ぶようになったが故に
安定してボールを入れるために上回転が必須で
そのために打点はバウンド頂点ではなく
ボールが低い位置での打球が必要です。 - 相手のスピードドライブも熾烈極まるものとなり
前陣が攻撃というわけにもいかず
後に下がり攻防一体の卓球が必要です。
上記のようになっていったがゆえに
フォームに拘らなくてもいいし
そもそも 個人の体格、筋力、骨格で違ってきます。
いままでの管理人による卓球教育日記です。
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