umechaの卓球研究室

卓球大好きなumechaです カットマンを中心に異質ラバーなど、卓球に関する記事を発信します

スポンサーリンク
MENU

【粒高技術】前陣での粒高は基本 体は使わない(プッシュ編)

本ブログの御訪問ありがとうございます

こんにちは カットマンのumechaです。
今回の記事は 以下です。

 

【粒高技術】
前陣での粒高は基本 体は使わない

 

⇩本記事は以下の方におススメです⇩

勘違い自称講師

粒高でのプッシュは
もっと体を使え!!

 

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

f:id:umecha5555:20220320191205j:plain

管理人umecha

使わねーよ
そんなことしたら
逆にボールが
吹っ飛ぶわ

 

 

前置き

管理人は、本ブログで
裏ソフトの攻撃型でさえ体を使うこと
ということを、金科玉条のごとく
初心者の方に叩き込むことを否定します。

 

そのような原理主義は
なんで体を使うと威力を出せるのか?
という深い考察もなく

ただたんにノリに近い感覚で言っているだけです。

なんで体を使うと威力を出せるのか?
について深い考察をすると
現代の進化した用具においては、実は

  • 体を使うというのは目的ではなく手段に過ぎない
  • 手段に過ぎない以上体を使う局面は限定されている
  • その限定された局面とは台の後方に下がった場合の
    スピードドラブや高いボールに対するスマッシュ
  • 逆に台の近い場所では体を使う必要がない

ということに気づきます。

 

というか台の近くで、いちいち体を使っては
台の近くでプレーする際 

台の近くでのプレー特有の高速プレーに
対応できないですよ。

 

 

結論

ということで、突き詰めて考えれば
裏ソフトでさえ体を使う局面は限定されています。

ましてや超前陣でプレーする粒高の技術において
基本 体は使いません。

詳しくは後述しますが

 

―カットブロックで体を使うとー

逆に相手の回転の影響を食らってしまいます。

 ⇩カットブロックの基礎については⇩

 

―プッシュで体を使うとー

ボールが吹っ飛んでしまいます。

 

⇩プッシュの基礎については⇩

 

粒高の原理や戦型的性質を知らない方が
ましてや原理主義によるノリで教えては
絶対にいけません。

 

 

プッシュの概要

まずプッシュとは

粒高の原理は、本ブログでも解説していますが。
粒が倒れることにより、スリップするから
相手の回転がそのまま相手に帰ることにより
結果として回転が逆になることになります。

 

プッシュでは、スリップすることにより
相手のツッツキによる下回転が、
こちら側からの上回転となります。

 

この粒高のプッシュは、裏ソフトほどの
威力はありません。

 

プッシュの勝負しどころ

では、プッシュは
何で勝負をするのかというと

タイミングの速さと球離れの速さです。

なのでバウンド直後を狙います。

 

粒高は相手の回転の影響を受けづらいので
バウンド直後の下回転が強い状態でも
どんどんプッシュを狙っていきます。

 

相手からすると予想以上に早く
ボールがやってくることでしょう。

 

なので相手がツッツキしたら
そのスキをついて素早くバウンド直後を狙い
プッシュします。

 

結論的には粒高のプッシュは
体を使い威力を出すことよりも
早いタイミングで相手のスキを突く

ということが重要になります。

とは言っても、当然スピードもあることに越したことは
ありませんが・・・。

 

では、以上の基礎知識を踏まえて
粒高のプッシュで体を
使ったらどうなるのか?

を解説します。

 

粒高でのプッシュで
体を使うと

粒高でのプッシュで無理に体を使うと
以下の弊害が出てきます。

  • プッシュのバックスウィングに時間が
    掛かってしまいバウンド直後に間に合わない
  • 無駄に飛距離が出てボールが吹っ飛び
    オーバーミスをしてしまう。

 

この内 プッシュはバウンド直後を狙うため
いちいち時間の掛かる体を使う
という考えは本末転倒であり、論外です。

 

 

粒高のプッシュで一番大事なこととは

そもそもプッシュで大事なのは
体を使って打つ
ということではありません。

 

  • 先述のバウンド直後を狙うことによる
    タイミングの早さ
  • 下回転の強さの見極めによる
    強さの調整

となります。

 

つまり、できるだけコンパクトに素早く
動くことが大事なことの1つです。

腕だけでやるしかないでしょう。

 

そして、もう一つ大事なことは
相手の下回転の強さを見極めてプッシュの強さの
調整をすることです。

プッシュにおいて、相手ボールの
下回転の見極めが超重要で

  • 当然 相手ボールの下回転が弱い場合
    体を使って打つとオーバーミスをします。
  • しかし、相手ボールが強い下回転だったとしても
    体を使って打つとオーバーミスしやすいです。

 

なぜ 強い下回転でも体を使って打つと
オーバーミスしやすいか?

体を使うと無駄に飛距離が出やすいからです。

 

つまり、相手ボールが強い下回転の場合
強く当てるけど、すぐに引っ込める
という繊細な動きが プッシュには必要なのです。

これも 繊細にプッシュするには
腕だけでやるしかないでしょう。

 

 

まとめ

卓球にがぎらないことかもしれませんが
こと卓球においては特に、その技術では
何が大事なのか?

を見極める必要があります。

プッシュで大事なのは、
体を使うことではありません。

 

  • バウンド直後を狙える動作の素早さ
  • 強く当てた後、すぐ引っ込める繊細さ

上記が必要なんだということです。

 

本記事がタメになったと思われた方は
⇩以下をクリックお願いします⇩

本ブログの文章や画像の無断転用を禁止します