umechaの卓球研究室

卓球大好きなumechaです カットマンを中心に異質ラバーなど、卓球に関する記事を発信します

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【カットマン技術】弱い下回転でも強いカット!カットマンの技術

本ブログの御訪問ありがとうございます

こんにちは カットマンのumechaです。
今回の記事は 以下です。

 

【卓球技術】
弱い下回転でも強いカット!
カットマンの技術

 

⇩本記事は以下の方にオススメです⇩

初心者カットマン

バック粒高
カットマンだけど
相手が弱いドライブを
仕掛けた時の対処が
わかりません。

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人umecha

相手が弱いドライブを
仕掛けてきたときに
弱い下回転でしか
返球できませんが
そもそも弱い下回転
=弱いカットというのが
間違っています。

 

 

本記事で言いたいこと

皆さんは、カットマンのカットに関して、
以下のように考えていませんか?

  • 弱い下回転=弱いカット
  • 強い下回転=強いカット

答えはNGです。
下回転の強さは、相対的なものです。

 

どんなに強い下回転でも 弧線弾道が強く高いカットは、
簡単に撃ち抜かれてしまいます。

 

しかし どんなに弱い下回転でも、直動弾道的で低く 
ある程度の速度のあるカットは、強い下回転と謙遜のない
ネットミスを誘発できます。

このことを理解していると バック粒高のカットマンにとって
相手攻撃マンが、意図的にナックルボールを送ってきても
対策ができます。

次章より 上記の理由を解説していきます。

 

弱い下回転でも強いカット?

回転が弱いのに強いカット

弱い下回転でも 以下の条件のカットの場合
強い下回転と謙遜のないネットミスを誘発できます。

  • 弾道が直線的
  • 速度が ある程度早い

通常 みなさんが想像する弧線を描くカットではなく、

以下のような 直線弾道で低く 速さのあるカットですね。

f:id:umecha5555:20220317181236p:plain

 

 

何故なら、右図のように
下回転ボールが相手ラケットの
ラバーに食い込み、弱い下回転でも 
摩擦が強くなるからです。

f:id:umecha5555:20220317182510p:plain

 

逆に 以下のように高い弧線弾道のカットボールは、
どんなに強い下回転でも、そもそもが高く浮いているので、
上級者攻撃マンであれば、簡単に撃ち抜かれてしまいます。

f:id:umecha5555:20220317194155p:plain



 

カットマンの直線弾道カットのやり方

前陣でボールを迎え撃ちます。

そして、相手攻撃マンのドライブがバウンドの頂点にある時に、カットします。

f:id:umecha5555:20220317181236p:plain

従って 以下の条件が必要となります

 

直線弾道カットの条件

相手攻撃マンのドライブが、スピードや上回転ともに、弱いこと

 

何故なら、ボールが高い位置から打つ為に、前陣で行うカットだからです

上級者のスピードドライブなど、とても直線弾道カットで捌けません。

 

管理人umecha

つまり、カットマンにとっての使い分けや
運用が問われるのです。

 

従って、私の場合 以下のような使い分けをしています。

相手攻撃マンの
ドライブが弱い場合
前陣での直線弾道カット
相手攻撃マンの
ドライブが強い場合
後陣での弧線弾道カット

 

 

直線弾道カットを推奨出来るラバー構成

答えはバック粒高です。

⇩詳しくは 以下の記事を御参照願います⇩


 

まず粒高ラバーの特徴の概要を解説します。

  • メリット
    自分から回転を掛けられないかわりに
    相手の回転の影響を受けにくい

この相手の回転の影響を、受けにくいというメリットを生かせば、
前陣で行う直線弾道カットでの抑えやすさに活かせます。

 

 

  • デメリット
    自分から回転を掛けられないので
    下回転量は、相手攻撃マンのドライブ回転量に依存

相手攻撃マンのドライブがそもそも弱かったり
相手攻撃マンに意図的なナックルボールを出されたときに

意図しない弱い下回転になるというデメリットがあるのですが、

仮に弱い下回転でも直線弾道だったり、
相手のラバーに食い込ませれば、相対的に強いカットとなります。

 

 

 

本記事で言いたいこと2

このように 卓球とは奥深いもので、カット一つとっても
小さい知識で知ったかぶって、いいものではありません。

 

攻撃マンの方の中には 私の粒高バックカットの下回転が弱い場合に、
下回転の弱さだけを見て、よく小ばかにしてくる人がいます。
(高齢卓球経験者に多い)

 

そういう人って
そもそも粒高を理解していないのを公言しているのも同然です

管理人umecha

というか、おまえのドライブが
弱いんだよ!!

 

しかも
そういう人に限って 直線弾道のカットを
ネットミスをしています。

 

卓球に限らずですが 
人を小ばかにする以上は、少なくとも
バカにしている内容で、
自分がミスってはいけません。

 

 

相手のドライブが弱い場合 その他の対処法

相手のドライブが弱い場合、
条件付きですが、バック粒高でもそれなりの
下回転を掛けることが可能です。

 

 

カットについての基礎

その他 カットについての基礎は
以下のまとめを御参照お願いします。

 

 

まとめ

  • 弱い下回転=弱いカットではない
  • 強い下回転=強いカットではない
  • 下回転の強さは、相対的なもの
  • 弱い下回転でも 相手のラバーにくいませれば、
    相対的に強いカットとなる
  • 強い下回転でも 弧線弾道の高い球は、攻撃マンに簡単に
    打ち抜かれる
  • 直線弾道のカットは前陣カットのため 相手のドライブが
    強い場合には推奨できません
  • 直線弾道のカットは相手のドライブが弱い場合に有効です

 

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